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Books Archive
季節外れの台風と銀ちゃんのこと
朝から暴風雨。季節外れの台風。
しかし昼からは好天。
新聞の訃報欄で今日泊亜蘭の名に接する。「光の塔」は面白かったなぁ。
◇
本日の「つよきす2学期」ワンポイント(最終回):銀ちゃん(=橘瀬麗武)ルート終了。椰子なごみ一神教の信仰を銀ちゃんにおびやかされつつ、これで全キャラクリア。
・・・シナリオライターを吊るしてやりたい。フルサイズ3時間の映画を1.5時間にカットしたものを見せられた気分だ。せめて今作から登場した銀ちゃんのシナリオだけは、と期待したのに。
最低限でも、「地獄蝶々」と銀ちゃんのドッグタグの謂れ因縁くらいはキッチリとオトシマエつけんかい。
「日本鉄道旅行地図帳」
たまたま入った地元の書店で 「日本鉄道旅行地図帳」の第一号、北海道編を買う。版元は新潮社で680エン。B5版中折りのコンパクトな地図で、旅行の際にも邪魔になるまい。
この地図は鉄ちゃんと鉄子様に特化した内容で、現状地図と廃線もすべて網羅した過去地図の両方がある。この現状地図がすごい。
各地の鉄道記念館の類、25パーミル以上の急勾配区間、信号所、車両基地がもれなく記載されているのだ。
過去地図とあわせて資料的価値が高い。我と思わん鉄オタは今後の続巻もあわせて入手すべしであるか。
◇
本日の「つよきす2学期」ワンポイント:素奈緒ルート終了。これじゃ「みにきす」やってない一見さんにはサーッパリわかんないって。
「地球一バイク Super CUB」
鬱屈した想いを抱えつつ渋谷のヘアサロンへ。何が鬱屈かというと、人も羨む待遇の職場ではあってもいろいろあるという話。ここでまた転職すると辞め癖がついてしまうかもしれないが、40歳以降のキャリアプランを考えると現職の先行きはあまり明るくもなさそうで、難しいところだ。
帰りに書店で「地球一バイク Super CUB」を買う。ロールアウトから50年を数えた、スーパーカブのムック本。
昔のホンダ社内報に掲載されたスーパーカブ開発史漫画が転載されていて、この作者が学漫の先輩なんである。
ヒロセ先輩の画風をなつかしく眺めると共に、その本人の現在と自分の去就を思う。
◇
本日の「つよきす2学期」ワンポイント:「竹鶴12年」とオリオンビールを消費しつつ、とりあえずカニルートで開始。
「沖縄・国際通り物語」
- 2008-04-05 (土)
- Books
神保町へ。沖縄関連本のサーチと、旧版世界の傑作機のある刊の入手が目的。
「 沖縄・国際通り物語」を入手。なかなか面白い本。
その他に、新版世界の傑作機のAH-1スカイレーダーを購入。ベトナムでMig-17を2機撃墜した、その状況を詳述している。
しかし、ベトナム戦争の固定翼軍用機といえばF-4、A-4、B52、F-111等有名なジェット機があるというのに、スカイレーダーだのエアアメリカのC-46だのFAC機だのにしか興味がないというのも、我ながら変人ではあるか。
自衛隊のトド狩り
- 2008-03-22 (土)
- Books
快晴の中、神保町の古書店街へ。九段下から歩く。エビ茶袴が目立つ。武道館の卒業式帰りなのな。
AIR AMERICAがらみで米国統治下の琉球諸島の航空路線に関する書籍を探しているのだが、探す場所を間違っているのか全然見つからない。当時の観光地図やガイドブックみたいなものも当たってみたが収穫なし。大体、 AIR AMERICAそのものの企業リーフレットみたいなものすら手に入らんし。
本筋とは関係ない本に手が伸びてしまうのもこの街のよいところで、「沖縄・国際通り物語」と、陸上自衛隊第7師団の広報パンフレットを入手。
後者は昭和40年の部隊設立10周年の時期に作成された模様。
M4A3E8ベースの装甲作業車と戦車橋、M44A1自走155ミリ榴弾砲、ずらりと並んだ61式中戦車(国産)の写真も見ていて楽しいが、災害派遣の「室蘭港タンカー爆発」や民生協力の「漁場を荒らすトド(海馬)退治作戦」「青少年不良化防止運動”野うさぎ狩り”支援」、部外工事援農の「余暇を利用して援農」「発煙機を使用して霜害予防に活躍する隊員」のスナップショットが面白すぎる。
カギカッコは写真のキャプションをそのまま書き写したが、『不良化防止で野うさぎ狩り』なんて今の感覚だと何の冗談かと思いますわな。
「サンテグジュペリ機を撃墜」元独軍パイロットが証言
「サンテクジュペリ機を撃墜」元独軍パイロットが証言(読売新聞)
【パリ=林路郎】仏誌フィガロ(週刊)などは15日、第2次大戦中、連合軍の偵察任務でP38戦闘機を操縦中に消息を絶った童話「星の王子さま」の著者アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ(1900年~44年)について、同機を「撃墜した」とする元ドイツ軍戦闘機パイロットの証言を伝えた。
フランスの元記事。Ils ont retrouvé le pilote qui a abattu Saint-Exupéry
撃墜したパイロットの搭乗機はメッサーシュミットのBf109。
2000年にマルセイユ沖でサンテックス機が発見された際には、被弾した形跡が無いために「墜落の状況は不明」となっていたと記憶している。この矛盾はどうなっているのだろうか。
◇
チベットのラサで大規模な騒乱。中共政府は情報管制を敷くだろうが、青蔵鉄道は人の口をも北京まで運ぶ。チベット文化の破壊と同化のために建設されたとも言われる青蔵鉄道だが、逆に中共政府の崩壊のきっかけになるかもしれぬ。さてはて。
2回目の228(アーアーパーチー)
本日は台湾の二二八事件の日であると同時に、ミーの脳内嫁椰子なごみさんの誕生日なのです。今年はなごみんのためにボウモア12年を開けるぜイエー。
日本で二二八事件に思いを馳せる一方、二日前には台湾で二・二六事件を考察する人がいたり。 これが国際相互理解っつー奴ですか?
そういえば昨日は「岡田啓介回顧録」を読んだのだった。昭和25年に初版のこの回顧録は、この言葉で閉じられていた。
今の日本をどう思うのか、というのか。それはよそう。わたしは陛下のお人柄のような平和で清い国柄になることを念じている。
「南氷洋の捕鯨」
- 2008-01-26 (土)
- Books
最近再読した本。
「南氷洋の捕鯨」(岩波写真文庫 赤瀬川原平セレクション 復刻版)
底本は1950年の出版。日本のIWC加入は1951年。商業捕鯨が禁止されるはるか前の本で、序文に「毎年、南氷洋に夏がおとずれると、各国の捕鯨船隊がおしかけて、はげしい競争がくりひろげられる」 と書かれている時代である。内容的には多少古いかもしれないが、南氷洋での捕鯨船団の実際について把握するには良い入門書であろう。
環境保護とかエコロジーという言葉はまだ一般的ではない時代だが、戦前の乱獲の反省をふまえて管理捕鯨の重要さに繰り返し触れている。
最近のオーストラリア政変以来、捕鯨問題がたいへん注目されている。2ちゃんねるやmixiでも百家争鳴だが、それらの書き込みの応酬の中で定説あるいは大前提として語られている事柄について、この「南氷洋の捕鯨」ではまったく別の説明がなされているものがいくつかあった。
それと同時に、ある重要な事実がさらりと書かれている。
南氷洋の捕鯨に参加していた国々はたがいに濫獲をいましめ、いつまでも捕鯨がつづけられるように、集まりを作っていろいろな申合わせをしていた。それにもかかわらず日本はその集まりにはいらないばかりか、申合わせによって鯨をとっている外国船隊をしりめに、見さかいなく捕りまくり、獲物の四分の一までが申合わせに反したものだったという。戦争が終わって捕鯨が許されても各国からはげしい反対がたえなかったのは、ひとつには戦前の悪評のむくいであろう。
この戦前の大濫獲の悪評と印象が尾を引いているために、日本がIWCで科学的データを提出したり調査捕鯨だと説明しても根本的に信用されなかったのではないだろうか。
話は飛んで、パタゴニア社の話。
その前に背景をちょっと説明する。パタゴニア社は昔から自然保護運動に熱心で、商品のリサイクルシステムの構築や、オーガニックコットンやリサイクルフリースの率先採用等を行っていた。そうした運動の一環で収益の1%を自然保護団体に寄付して援助していた。こうした企業姿勢もまた、パタゴニアのブランドイメージを高めていたのである。
その援助先の団体にシーシェパードとグリーンピースという、銭ゲバ環境テロリストが名を連ねていたと。
当然ながらパタゴニア商品のファンは怒った。特に、自然保護や環境問題に関心が強い、問題意識の高い人ほど裏切られた感から大いに怒った。電凸やメール送信をした。そしてパタゴニアの返答、公式見解に失望した。その大意。
「シーシェパードとグリーンピースを援助した。自然保護団体だからやった。今も反省していない」
という訳で、もうパタ製品は着ないの買わないの返品するのという感情の吐露がネット上にうず巻き、そこにグリーンピースのシンパと問題意識の大変大変薄いパタ商品ファンと野次馬が入り乱れ、俺はもうメンドクサイから一連の騒ぎを傍観するだけにしたいと、まあそういう状況なんである。
で、なぜパタゴニアは問題のある団体と知りつつも手を切ろうとしないのか、その事を考えているうちに、米澤前代表とコミケットの理念との類似性が思い浮かんだ。
来るもの拒まず去るもの追わず、多様性を大切にして拒絶や排除は最後の手段、清濁あわせ飲み、大事な事は自分で考え行動せよ。
俺はコミケットの理念をこのように理解しているが、もしかしたらパタゴニアの創設者(存命)のイボン・シュナードもこれに近い理念を持っている人なのではないだろうか。
自然とは必ずしも香りかぐわしく見目うるわしいとは限らない。例えば硫黄山は荒涼とした白い山肌から悪臭の噴煙を吹き出しているが、そこに硫黄採掘プラントをおっ立てるなどという開発計画があればやはり看過できないだろう。多様性とあるがままの姿の維持が自然保護の基本であり、個人的な好みで選り好みしてはいかんのだ。
相手が環境テロリストのレベルとなるとパタゴニアも流石に支援を考え直すべきだろうと思うが。
「空中雷撃―覇者の戦塵1943」
- 2007-09-25 (火)
- Books
今日読んだ谷甲州の新刊。
「空中雷撃―覇者の戦塵1943」
勇ましい題名とは裏腹に、ちっとも戦闘シーンがありません。
何しろ冒頭に登場するのが九四式二号水上偵察機の無人誘導機で、その目的は捕獲したVT信管の実地試験のための標的機なんです。考えなしな仮想戦記なら零戦改造無人特攻機を飛ばしまくるようなところを、えらく地味に淡々と話を進めております。
2年半ぶりの覇者の戦塵シリーズですが、相変わらずの作風です。だがそれがいい。
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「輝き再び石見銀山―世界遺産への道」
- 2007-07-01 (日)
- Books
「石見銀山」世界遺産に登録、「延期」の諮問勧告“逆転”(読売新聞)
28日のニュース。
これで調査・維持のための予算が増えるといいですね。イヤミではなくそう思います。
人材の方は、温泉津の吉田屋の女将のような若い人たちも確実に頑張っているので心配ないでしょう。
で、その島根県で買った本を読んでおります。
「輝き再び石見銀山―世界遺産への道」
元が山陰中央新報の連載記事のためか多少俗っぽい文章なのが気になるが、石見銀山とその周辺を多角的に理解するにはとてもよい本。
よくメディアで取り上げられる大森や龍原寺間歩あたりの銀山地区・温泉津は「石見銀山」のごく一部でしかなく、広範な一帯には大規模な遺構が存在しており、そしてそれらの発掘調査はまだ端緒についたにすぎない。そんな事情、この本を読むまで知らなかったぞ。現地に行く前に読んでおけば、また違った印象を得られたかもしれない。
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