- 2009-02-14 (土) 21:31
- 旅行
今日は0930時網走駅発の特急「オホーツク4号」で、5時間15分かけて札幌へ向かう。
昼食どきを挟むので駅弁の「かにめし」を調達して乗り込む。発車時の当列車は空席が目立っていたが、予想通り北見で乗り込んできてほぼ満席となった。
金華駅から25パーミルの登り勾配に入る辺りで山岳越えの趣が強くなった。常紋信号所を通過するとすぐ常紋トンネルに入坑する。苛烈なタコ部屋労働によって非業の死を遂げた多数の労働者によって掘削されたゆえか怪異現象が絶えないという、曰くつきのトンネルだ。人柱の遺体が掘り出されたという壁面に瞑目する。石北本線唯一のトンネルの全長は507メートルと短いが、その背景にある歴史の深みは、おそらく日本一、暗い。
始発時の座席の初期設定は進行方向前向きだった。遠軽駅でスイッチバックした後は後ろ向きのままであるかと予想していたが、遠軽に到着すると乗客が皆一斉に立ち上がって座席を方向転換した。やはり地元の人はよく飲み込んでおられる。
オホーツク4号は雪深い道央をひた走る。上川を発車したところでかにめしを開封。有名な長万部のかにめしに負けず劣らず。
1445時、札幌着。近郊電車で苗穂へ。JRの苗穂工場内にある鉄道技術館は月に2回、第二・第三土曜日の1330~1600時に限って一般公開している。この限られた機会を生かすべく、駅から足早に向かう。広い苗穂駅構内の端から端へ移動するような形で離れている上、露天の跨線橋付近はほとんど除雪されておらず歩きにくい。
鉄道技術館は、 明治43年(1910年)に苗穂工場に建てられたレンガ造りの倉庫を展示資料館として内部を改装した建物で、 鉄道に関する 数多くの資料 が展示されています。最近、修復した運転シミュレーター 「振子でトライ」をはじめ、 「おおぞら」で使用されていたキハ82特急気動車の実物運転席や、列車のエンジン模型などもここで公開されています。 又、この技術館の建物は工場内最古のものであり、 『さっぽろ・ふるさと 文化百選』に選ばれています。
屋外に展示されている筈のC62 3は冬季間は車庫内に格納されるそうで見られなかったが、キマロキの説明パネルやDE15のラッセル操作台シミュレーターなど、道内特化型鉄オタ大歓喜の資料の宝庫である。一般的な観光客の観覧をほとんど念頭に置いてなさそうな感じがまた良い。
時間に制限があってせわしない見学であったが、いずれC62 3を見るためだけにでも再訪したいものだ。
本日の宿は札幌中島公園の「ホテルサンセリテ札幌」。ツインベッドのシングルユースで広々としている。1泊5,600エン。 悪くはないが、水回りなどに多少古さを感じた。
夕食のためススキノに向かう途中、焼き牡蠣の立ち食い店を発見。カウンターのみの店舗もあり、網焼きの殻つき牡蠣が1ピース105エン。持ち帰りもあり。
サクっとカウンターで5個いただく。もう大変満足した気分になり、狸小路で「三角山五右衛門ラーメン」を食べて帰った。