Archive for 8月, 2007

足尾銅山

早朝、東京発0608時の「MAXとき」301号で高崎へ。両毛線に乗り換えて桐生、そしてわたらせ渓谷鉄道で旧足尾銅山へ。
まだ夏休みの筈だが、両毛線には通学の女子高校生が多い。補講か、部活か。桐生でゾロゾロ降りる。学校がふたつみっつあるようだ。
一旦改札を出て、わたらせ渓谷鉄道の一日フリーきっぷを購入してから改めて一番ホームへ。まったく事前知識を持っていなかったので、阪急電車のように濃い茶色の気動車が単行で入線してきたので驚く。初期の国鉄気動車色か、流行のレトロ調特別車両かと思ったら室内はそういう趣向でもなく、これが当鉄道の標準塗色なのだった。しかも国鉄型の払下げではなく新造車だ。もっとも、新造時からの車歴は大分長いこと経っている。

当車両は冷房不調で大間々で一旦運転中止。機関区を備えたこの駅がわたらせ渓谷鉄道の要石らしい。5,6人の鉄道員がホームで緊急会議を開いている。どうなる事かと思ったが、そのまま運行継続となる。結局、通洞で下車するまでには10分の遅れを取り戻していた。

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0926時に通洞下車。その直前、進行方向左側に廃墟群が唐突に出現。ただの廃工場ではなく、大貯水槽を備えたプラントがそっくり錆ついた骸を晒している、その様子が手に取るように見える。
駅前の観光案内所で愛想のいい小母様から割引券を貰って「足尾銅山観光」へ歩く。
足尾銅山の通洞坑道を転用した見学施設で、バッテリーロコの坑内列車での見学ができるのが売りである。坑道に進入する直前に坑外用機関車を切り離すなどの演出が凝っているが、実際乗っている距離は存外短かかった。
見学坑道には電動マネキンが配置されていて、江戸時代から昭和40年代までの採掘の模様が順々に再現されている。特に昭和期の発破作業の再現がよかった。警報用の赤色回転灯とサイレンが動作する中、カウントダウンで発破をかけると爆発の轟音が鳴り響き、電灯が消えた一瞬後、サッと風が吹き寄せてくる。凝っとるのお。
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総体として、観光施設としてよく整っているが、反面整いすぎという印象がある。水滴が落ちるのを嫌がってか、坑内の天井の多くにスレート板が渡されているためにそのように感じた。それが元々のこの足尾通洞坑の細工だったのかもしれないが。

屋外保存の鉱山鉄道車両や展示館を見学後、近接の足尾資料館へ。こちらはごく普通の郷土資料館という趣。玄関先にナベトロが置かれている。

先程、車窓から見えた廃墟群に行ってみる。現在は足尾建設の管理地のようで、門から円筒型貯水槽とホッパーの鉄塔が見えるが「部外者立ち入りを禁ず」とある。門は開けっ放しで見とがめる人もあたりには居なさそうだが、もちろん中に入り込んだりはしない。

それよりも、鉄道からは見えなかった手前側の変電所跡が気になった。
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幾度か増改築されたらしきレンガとコンクリート建ての建物だが、外壁に黒っぽい塗料をマダラに塗った形跡がある。戦時中の迷彩のようだ。上部にひとつ、弾痕らしきくぼみがあった。12.7ミリ機銃の掃射だとしたら、弾痕が一発だけというのは妙な感じだ。爆弾が炸裂して、その破片が激突したのだろうか。

さて。わたらせ渓谷鉄道の終着駅、二つ先の間藤へ向かって、またしても延々と歩く苦行の開始。近代産業遺跡の廃墟や鉱山住宅群(決して廃墟ではなく、現役の住宅群である)の撮影にかまけていて列車を乗り逃がしたせいだ。おとなしくレンタサイクルを使えばよかったと思ったのは路半ばにさしかかってからでもう遅い。

足尾駅の旧貨物ホームの引き込み線に国鉄キハ30の首都圏色が2両いる。ライダーハウスになっているらしく数台のバイクが止まっている。
間藤まで到着。次の上り列車まで一時間の間、さらに上流まで散策。間藤には多少「生きている」工場があり、平日のため活気がある。具体的には独特の鉄工所臭がする。しかしそれも全体のごく一部で、特に渡良瀬川を挟んだ対岸には廃墟群が目立つ。鉄橋を経由してホッパーに至る鉄道の引き込み線も線路がそのまま残っていた。

旧発電所跡の辺りまで行き、引き返す。往時は大商店街として店舗が軒を連ねていたと路傍の案内板に書かれている。間藤駅から歩いて軽く三十分の間、ほぼ途切れることなくそのような様子だったらしいが今は昔、雑貨店や荒物屋等が数える程あるくらいであとはもう普通の個人宅ばかりだ。それでも昔の生協売店の建物が朽ちかけて残っていたりする。

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この手の歴史的街なみというものを訪れ、過去の戸割図・見取り図を見るたびにいつも思うことがある。
「で、この街の色町はドコだったのー?!」。
料亭あるいは料理屋・飲食店というお上品な分類名の中に押し込められてしまっているのかもしれないが、事実として存在した筈の風俗産業の記録と記憶がまーったく欠落しているというのは正しい姿なんだろうか。

間藤発1500時発の列車で帰京の路へ。両毛線で小山へ抜け、新宿経由の湘南ラインの帰路をとる。一日中よう遊んだ。
旧足尾銅山の印象を総括すると、大規模な鉱山施設の廃墟と鉱山住宅はよく残っているが、一方で小売り店などは意外なほど残っていない。看板建築の建物が二つ三つあった程度だった。
意外といえば周囲の山肌が緑々としていたのも意外だった。亜硫酸ガスによって山肌が荒廃していたのは昭和末期までの話で、今や地元住民の植林努力が実を結びつつあるらしい。
鉱山施設は今も企業の管理下なのでそう簡単に近づけないが、近代産業遺跡としての価値がより評価されるようになれば安全対策を施した上で見学の門戸も開かれるだろう。そう願いたい。

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海自初のヘリ空母「ひゅうが」進水

海自初のヘリ空母「ひゅうが」進水、高度通信機能を装備(読売新聞)

 「ひゅうが」は、基準排水量1万3500トン、全長197メートル、最大幅33メートル。艦首から艦尾まで平らにつながった「全通甲板」で、空母のような形状が特徴。哨戒ヘリ3機がほぼ同時に発着でき、最大でヘリ7機を格納できる。高度な情報通信機能を備えているほか、輸送ヘリなどの発着も可能で、大規模災害や海外任務での活躍も期待される。

二番艦は「いせ」であろうか。ヘリ空母に旧航空戦艦から命名するところから始めて、将来的には固定翼機空母に「かが」か「しなの」とでも名づけようという遠大な構想であるか。(←妄想)

Mobabletypeを最新版にアップデートしたテストとしてクイックポスト機能を試してみる。

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横須賀聖地巡り

ウソです。全然巡ってません。トヨムラ大人と落ち合う前に横須賀中央駅正面テラスと商店街アーケードとドブ板で写真を撮っただけです。

様々な事情でこの時期の横須賀入りになったのだが、期せずして「つよきす」ゲーム本編内とまったく同時期に訪れることとなった。もののついでに猿島クルーズを楽しめばよかったかな。

トヨムラ大人の協力により、横須賀での用件はつつがなく終了。

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コミックマーケット72

今期の夏コミは3日目のサークル参加のみ。いつもなら杉崎さん(仮名)の手伝いも入るのだが、こちらは金土日の一日目に配置されたので涙を飲む。
早朝、サークル「リタイ屋」の主催たる梅さんと合流して東京ビッグサイト入り。降雨予報が二転三転して気を揉んだがまずまずの天気。現地でごろんどりなすさんとも合流。

開催の拍手は東館で迎える。目当ての買い物は30分で終了。「つよきす」本が既刊含む5,6冊程度、常時マークのサークルが5つ程度。以上。少ないですか。そうですか。
西館に戻ってメカミリ本をいくつか入手。あとは売り子として手伝いに専念。
「リタイ屋」の今後の発刊予定の話の流れで○○本を製作すべしと強力に奨められる。○○本ですか。ある程度的を絞れば作れるかなぁ。とりあえず資料を探してみようか。

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サムライと六紋銭

IMGP3253.JPG最近買ったアイテム。

セイコーの逆輸入機械式ダイバーズウォッチ、ブラックサムライ SS(SNM011K1)。国内版はチタン外装で軽い代りに小傷がつきやすいとの事で、ステンレスの海外版を購入。
針のデザインも違うため、フェイスも微妙に異なっております。
日差+15~30秒というところ。オメガシーマスターのクロノメーター級とまではいかないものの、普及品の機械式ムーブとしては優秀な部類。

画像の敷物は六紋銭の手ぬぐい。もののふ謹製。松代あたりの観光土産然としたものとは一線を画すセンスが大変よろしい。

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柴又帝釈天

両親及び妹と柴又帝釈天へ。
この時期に一家揃って帝釈天に行くのが恒例行事なのだが、盆前後はコミケットなので俺が行くのは久しぶり。
昼餉は「川千家」でうな重、鯉こく、鯉あらい。全額が俺の財布から。そういえば鰻屋でできたてを食べるというのも久しぶりだ。俺が毎夏、有明で汗みずくになっている間、両親らはこのように美味な鰻を食べておったのか。

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カタログチェック

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竹鶴12年うめぇ。
(GIコルトは演出です)

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