Archive for 2月, 2007

228(アーアーパーチー)

なごみん誕生日おめでとう

さぁ祝い酒祝い酒。特別な日だから特別な酒だ!
バランタインの17年物だ!

でも喉が注意信号を発しとるので一杯で我慢。そのかわり懸案の悪巧みのためにちょっと手を動かす。また一歩野望に近づいた。

  ◇

228事件では基隆にいた沖縄出身の日本人が殺害されていた、との報道あり。そのニュースソースを探していたら、こんな記事に遭遇。
児玉氏・辻氏は使えず…米反共工作でCIA分析(読売新聞)

 児玉氏の反共工作への関与の程度は不明だが、CIAは1953年の文書で、「情報要員としての価値は無きに等しい。彼はプロのうそつき、ギャング、ペテン師、大泥棒だ。もうけることにしか関心がない」と酷評。辻氏については、連合国軍総司令部(GHQ)の情報部門が対中工作を指揮させようとしたものの、逆に日本の再軍備のために米国を利用しようとしたと分析し、「第3次世界大戦さえ起こしかねない男」(54年の文書)と警告した。

やはり辻参謀は戦後もろくでもない企み事しかしなかったのであるか。

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同人誌作家6570万脱税

6570万脱税、同人誌漫画家「品川かおるこ」を起訴(読売新聞)

「同人誌作家は将来の保障がないので、売り上げをとっておこうと思った」と供述しているという。

明日の保証がない修羅の道だと覚悟するのは、クリエーター系自由業を志す際の第一の掟だと思うのだが・・・。
他人の財布と税務署の事情なんかどーでもいいけど、「ドージンシというものの周りにはやましいカネが沢山渦巻いているらしい」と世間に思われるのは迷惑な話ではある。

ここ最近の、旅行いったり買ったり読んだりの話は後程ボチボチと。

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花巻・盛岡(3)

最終日。本日のポイントは雫石の「慰霊の森」とじゃじゃ麺「白龍本店」の予定。
実は網張温泉から下ったところが雫石なのだった。意外なほど近いのでタクシーで乗り込む。
年配の運転手氏が事故当時のことを知っており、いろいろ話を聞かせてもらう。

暖冬とはいえ、雫石の山中は積雪が多い。特に慰霊の森の核心部分へ至る林道付近は除雪がなされておらず、暖冬仕様でノーマルタイヤノーチェーンのタクシーでは侵入が不可能だった。意気に感じたのか運転手氏が果敢に突入を試みるが、明らかに後輪が滑っているので断念。

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「白龍本店」へは開店時間前に赴くが、いつまでたっても暖簾がでる気配がない。おかしいなと思っているうちに12時となり、近くの役場から昼食時分の人が出てくる。あ、躊躇せずに白龍に入った。地元衆は迷いがない。後ろに続いて店内を覗いてみると通常営業中じゃん。実は単に暖簾を出し忘れていただけなのであった。

岩手銀行中ノ橋支店のレンガ造りの建物を撮影し、突発的に仙北まで冷麺を食べに行く。盛岡駅から一駅、丁度下校時間の女子高生を眺めつつ仙北駅で下車。いかにも郊外の凡庸な住宅地然とした街なみを抜け、国道沿いにしばらく歩く。
大変年季の入った、有り体に言って廃屋一歩手前の焼肉屋に到着。「もりしげ」。なんでこんなところに埋もれているのかと思わせるような冷麺の一品が出てくる。これで550円は破格だが、しかし、自分はもう容量が限界であります。

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本数の少ない在来線ダイヤを気にしつつ盛岡に戻り、1545時発の「はやて22号」で帰京。快晴に恵まれ、特に味覚を大いに堪能した三日間でした。

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花巻・盛岡(2)

本日のポイントは先人記念館と冷麺「三千里」、盛岡バスセンター、宿泊は網張温泉。

先人記念館は盛岡ゆかりの偉人、とくに明治期以降の人物に焦点を定めた内容。新渡戸稲造、米内光政、金田一京助が三巨頭の扱いで、石川啄木や宮沢賢治はその他大勢扱いです。まあ啄木や賢治にはそれぞれ単独で立派な施設がいくつもあるからね。

米内光政のブロンズ像前で五体投地。これがロストテクノロジーの水銀法金メッキであるか、と勲章や大礼服を鑑賞。眼福。
唯一いただけないのは、小学生向けの説明書きに誤りが散見された事。一番下の階級は少尉ではないし、海軍兵学校卒業者のことは将校とは言わない。帝国海軍の軍制・階級についてあまり詳しくない人が書いたものと想像されたが、「兵学校」という呼称から勘違いしたのだろうか。それにしても、あまりにも基本的な知識に誤りがあるのはいかがなものか。

金田一京助はアイヌ語・北海道先住民文化の研究者の嚆矢にして巨頭で、自分としては米内閣下と同様に関心のある人物なんである。五体投地をするほどではないが。
ふむふむなるほどと展示物を見ているうち、フィールドワークで使用していたというカメラに遭遇。お、ライカIIIか!?と思ったが、目を近づけるとニッカ製のライカコピーだった。コピーといえバカにはできない。それより、レンズはというとニッカだからアレか?
レンズ正面の刻印を確認。予想大当たり。日本光学がニッカ社に供給していたニッコールの50mm/f1.4だった。
って、これ、俺が今回の旅行で持ち出してきた「和製ゾナー」とまったく同一のレンズじゃん!
思わぬところで歴史とライカの浪漫にひたる。歪みのない記録写真を撮るために50mmを選んだのだろうか、金田一先生はレンズフィルターやフードをつけない派だったんだな、などと熱心に検分していたため、梅さんによほど珍しいカメラなのかと不審がられる。

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昼食は冷麺の有名店「三千里」。盛岡駅地下の食堂街にある。元は焼肉屋のサイドメニューだったのが、冷麺が著名になったのでこうして冷麺専門の支店を構えるようになったらしい。
実は本式の冷麺は初体験。俺は麺類にはうるさいゼ、冷麺何ほどのことやあらん。と内心ナメていた自分が間違っておりました。チャクラが開きました。

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銀河鉄道ビールも充填して、盛岡バスセンターへ。
昭和30~40年代からちっとも変わらぬ雰囲気を今に残す売店や待合室を見学。バスの方も年期が入った車両が多かったとの事だが、東京都のディーゼル排気規制で大量に更新された車両と置きかわっていた。
それよりも何ですか、昨日から薄々気づいていたんですが、この辺は美人多くないですか。秋田美人というカテゴリーが存在する事は知ってましたが、実はこの地方もテリトリーに含まれるんでしょうか。

網張温泉はスキー場に隣接した国民宿舎。民間業者なら周囲一帯をナントカリゾートとして宣伝しそうな立地だが、そこは国民宿舎なので控えめな雰囲気。新築の小奇麗な建物が大沢温泉と対照的。
食事はバイキング方式で、地場物の食材を使った和洋中各国料理が豊富に並んでいる。
俺は食材にはうるさいゼ、地場物何ほどのことやあらん。と内心ナ(以下略)。

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花巻・盛岡(1)

某大漫研OBの先輩3名との花巻・盛岡旅行、3日間。その初日。同道は梅・ごろんどりなす・hasizo各氏。
東京駅から東北新幹線「はやて11号」で2時間と20分、各自の近況や直前に電撃結婚した杉崎(仮名)大先輩の噂話で過ごして新花巻駅1147時下車。今年は異常なほどの暖冬のため、積雪がほとんどない。

タクシーで新渡戸稲造記念館へ。先代の五千円札の肖像画の人である。マギー司郎ではない。
出来て一年もしない真新しい施設で、広々とした館内に充実した展示物。

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再びタクシーに乗車し、花巻市街のマルカンデパートへ。古きよき時代、一家でデパートにお出かけして上階のレストランでお昼を食べるのが一イベントだった、そんな雰囲気を今に残す場所である。
極上グルメというほど美味ではなく、B級グルメとしうほどキッチュでもない、微妙なところの味を楽しむ。マルカンデパートの味はウマイマズイでは測れないと思う。

在来線花巻駅から、乗合バスで花巻大沢温泉へ。自炊棟宿泊。欄干に着物姿の川端康成がもたれかかって思索に耽っていそうな、そんな恐ろしくレトロな建物だ。一泊3250円(布団、浴衣、暖房費込み)。シーツいくらいくら、枕いくらいくらと10円単位で細かく使用料が掲示されている。湯治で長期滞在となると一日10円の違いでも無視できないのだろう。
隣の部屋との間仕切りはふすま。鍵なんかない。明治大正期の旅籠そのまんまだ。厳寒期なら隙間風が気になりそうな風情。
畳敷きの部屋にコタツと温風ヒーター、コイン式の14インチブラウン管TV、そして鼠いらず。膳棚とも言う食器・食品用の収納家具だが、今どき現役で使われているものにお目にかかれるとは。

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売店を覗き、多彩な食材の豊富さに驚く。パック豆腐にしても3種類が用意されているというのは凄い。都会の下手なスーパー以上ではないだろうか。

自炊棟には調理実習教室のような滞在者用調理場がある。ぬ、若い男女カップルがいますぞ。ふしだらな、けしからんですな!
「やめんかぃ」と梅さんにたしなめられる。一瞬、仁王像のような表情をしたらしい。反省。

温泉浴場は3ヶ所。旅館棟は小奇麗な浴場らしいが、我々は最も伝統的かつ有名なそれであるところの露天風呂に入る。脱衣所からして屋外吹きさらしですよ。
夕食は食堂にて。大変失礼な物言いになるが、「意外と」美味だった。汁粉なんか絶品です。やはり長期滞在者にとっては数少ない娯楽だからだろうか。

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