Archive for 1月, 2005

なりにけり

葬儀はつつがなく終了。
神式だが、故人が戦前から信仰していた「丸山教」にのっとり、神官のトップの人に祭祀を勤めてもらった。これが大変な人格者の方で、誠意のよく伝わってくる祭祀を行っていただけた。

親戚一同が会した席でも遺産相続などの生臭い話で揉める兆候もなく和やかであったが、故人の妻=祖母が身罷ったらどうなる事やら。ちなみに祖母は完全に痴呆なのでその方面の施設に別居している。
むしろ揉めるタネというと、3年前に結婚したにもかかわらず披露宴どころか葉書一枚よこさない従兄弟の立場で、従兄弟本人はそれでもいいかもしれないが嫁としてはやはり結婚式は一生の夢であろうし親族初顔合わせが葬儀の席というのも気詰まりなものだろう。まあどこにもいる世話好きな叔父(というか私の父なんだが)が話を振って自己紹介とかさせて融和を計っていたが。

土曜日、以前から予約していた美容院に行く。疲れていたのか帰宅途中から風邪の兆候があり、腹に来たので早寝。

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明治は遠く

昨日、母方の祖父が急逝。享年95歳。
明日20日に通夜、21日告別式。神式。
近親者による密葬。

年相応に衰えていたところ、昨月27日の12時間に渡る大散歩の末に品川で保護されたことで一気に内臓に来た模様。それまでは痴呆の兆候は見られなかったのだが、見当識というか「引き返す」「迷子札を見せる」という行為に思い至らずに前へ前へと歩きつづけたらしい。

若い頃は旭川の連隊に徴兵され、太平洋戦争時には終戦間際の応集で根室に配属。陸軍伍長。
海岸線のタコツボで破甲爆雷を用意していた直後に終戦となったとのこと。
92式重機関銃の射手でもあったそうだが、最初の徴兵のときの話なのか応集時のことなのか話が錯綜していて確証がない。老年応集兵に虎の子の重機を扱わせるというのはよくよくの事なので徴兵の時であろうと思う。
重機班では特に第一射手・第二射手といった区別は設けずにローテーションを組んで総合的に習熟するようにしていたとの談からしてもそんな感じがする。
当時の記念写真集では昭五式軍衣を着ているのでたいへん歴史をさかのぼったような気持ちになるが、これが母方の曽祖父となると日清戦争でどこぞやの会戦に参加したそうで、もう完全に歴史の教科書の話である。

先の記念写真集の中には、「鉄道で運搬されるルノーFT」や「斬首される華人」の写真がある。これらは行商人が土産物として売りまくった有名なプリントで、華人の写真は日露戦争ごろに撮影されたロシア側のスパイが処刑される瞬間なのである。
(いや、シベリア出兵だったか。満州事変よりは前の撮影という話だったと記憶しているが)
祖父の娘ら(私の母および叔母)はそんなことは知らないから祖父の出征当時のニュース写真か何かだと思いこんでおり、あまつさえ私が本人から階級を聞き出すまでは兵卒だったのであろうとなんとなく思っていたそうである。伍長どのに対してずいぶんと失敬な話のようだが、娘としては父の軍談なんかにはあまり興味がなかったのだろうから仕方がないだろう。

祖父の軍歴についてつらつら書いてみた。

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「伝説のカメラ」復刻

<ニコン>半世紀前の「伝説のカメラ」復刻、限定発売へ (毎日新聞)

1957年発売のレンジファインダーカメラ「ニコンSP」が2500台限定で復刻発売されるという話。35ミリレンズ付きで72万4500円。きゃあ。
S3が復刻された時には「SPはさらに精密なので復刻は無理」なんて言われてたもんだが、職人さんが復刻S3でスキルを積んだのだろうか。
これで復刻S3の中古市場が大暴落してくれれば無い袖を振る算段をするかもしれないが、それでもライカとどちらが良いかといわれればライカだよなぁ。

とか妄言を吐いている若造が本当に気になっている新製品は実はDIGITAL現場監督 DG-5Wなのであった。

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ナチス制服姿で仮装パーティー

ヘンリー王子、ナチス制服姿で仮装パーティー出席

つまんないJokeのせいでサンドハーストにも入学できなくなったようで。

問題の「サン」表紙の画像を見ると、この頭のあったかいと評判な王子のお着けあそばしている「『かぎ十字』の腕章」は十字の角度や鉤の長さが違うオモチャレベルのレプリカで、カーキ色の軍服とやらも素性不明である。どう見てもバカ学生がコンパの趣向で用意したヘタレ仮装そのものだ。
そもそも北アフリカのDAK/第15軍にはSSはいなかったので設定からしてナンセンスなのだが、こんなのがDAKの軍服扱いされた上に「ナチス兵」呼ばわりされてはロンメルが草葉の陰で泣くぞ。

本人的にはシチリアのHG師団やモンテカッシーノの降下猟兵のつもりだったりしたらもっと嫌だな。

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三連休ラスト

混沌もいよいよ極まった自室を整理すべく、まずはタンスの棚卸し。
ゾロゾロとTシャツが出てくる。俺様はこんなに持っていたのかと、既に存在自体を忘れていた物が次々登場。今となってはもはや着ていく事もなさそうな物、ネック周りがへたれだした物などはビシバシ予備役指定して夏の寝間着にする。するのだ。
改めて並べてみると工房倭人謹製がやたら多い。毎年のように新作を買い、気に入った物は色違いだストックだと買い増してるから増殖するのも当然で、こんなところで己のコレクター系気質を再確認してしまう。

ポロシャツも出てくる。昨夏あたりに流行の周期が来ていたが、いざ来てみたらシルエットが今風になっている物こそが流行だったりしたので昔のリアルPoloは出番がなかったのであった。そもそもポロシャツは今の私の好みではなく、夏場はTシャツか開襟シャツしか着ていない事に思い当たり、処分決定。
と思ったら母が回収。ご自身か父かが有効に活用するらしい。

かつての若気の至りたるアニメキャラグッズまで出てくる。らんま1/2の書店POPタペストリーとかうる☆のアレとかめぞんのコレとか。「うる☆」とか書くな。
ヤフオクに出したらいい値がつくだろうかとも思ったが、まあこれはこれで青春前期の記念品であろうとまたしまい込む。ちなみにマッカーサーの名言に感銘を受けたゆえに、本人的には青春が現役進行中なのである。

ベータのビデオテープが出てくる。内容はウルトラセブンのエアチェックだが、既にデッキもないし、ありがたいことにDVD-BOXで大人買いも出来る身分となったしで処分決定。テープだからまだいいが、かつて「うる☆やつら」TV全話LD50枚組セットとか買っちゃった猛者は時代の流れに何を思うのだろうか。だから「うる☆」とか書くな。

タンス整理だけで半日潰れてしまった。室内の衣類の一部を収納するスペースが空いたので多少はマシになったが、まだまだ道は通し。いよいよ書籍の処分に手をつけねばなるまい。今までは聖域としていたのだが。まあ、まずは漫画だな。

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元日や

中国“日本越境”12鉱区…東シナ海ガス田開発

毎年の元旦号で特ダネをかっ飛ばす読売新聞。今年のネタは、日本のEEZ内に中国が東シナ海ガス田開発鉱区を設定し、さらに日本政府はこの重要な事実を「中国との関係を考慮して」マスコミには黙っていた、というホームラン。
何が考慮だ。外夷が侵略行為をしているというのに西部戦線異常なし、報告すべき事なし、か。
新春早々に立腹させられるニュースなり。

近所の八幡に初詣。
南無八幡、神州を侵す夷狄を海の藻屑と成さしめたまえと、そんな事は全然祈願せずに個人的で矮小な事柄を年初に祈る。

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