Archive for 11月, 2003

天然!絶滅ヒーロー!!

最近買った本。

天然!絶滅ヒーロー!! 1(氷堂涼二、新書館WINGSコミックス 530円+税)
大学のサークルの後輩の初単行本。

病気自慢の続き。
その様な訳で副作用がきついので、事前の医師の指示に従って半錠に減らす事にする。
土日は服用を休むことにしていたのだが、気分が異様に重い。鬱症だ。旦那様の大事にしていた十枚揃いの皿のうち1つを割ってしまった、というような心当たりもない。むしろ、今日は氷堂の涼ちゃんのプロ初単行本のお祝いだから心弾ませていて然るべきだ。

リバウンドか?

まだ1週間しか服用していないのになんたる事か。いっそ半錠齧ってケミカル・ハイになってくれようかとも一瞬思ったが、泥沼化しそうなので思いとどまった。
しかも雨か。鬱々と指定の居酒屋に向かう。既に歓迎委員会が強力な対戦車砲列を敷いて、いや違った。先着していた祝賀会参加者に合流する。
主賓ご一行様がまだ到着しないのでとりあえずビールなど飲みだすが、どうにも美味くない。そのうちに薬が抜けだしたのかアルコールのためか、そこそこのテンションまで回復。

主賓キター!
主賓の他、アシスタント2名とスタッフ1名、いずれも女性。普段はむさ苦しさの極みのような居酒屋が緑の花園と化す。このアシのうち一人もサークルの後輩で、ボーイズラブアンソロジーにデビューしたとのこと。めでたい。

主賓の氷堂涼二先生・・・というよりも、自分的にはライトなミリオタ娘のかわいい後輩何某ちゃん、のままの感覚だが、とにかく彼女が単行本を出したということは名実ともに印税で食うプロ漫画家になったということで、参加者一同多いに祝福したのであった。

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病気自慢

睡眠発作でとあるクリニックに行った。
日中の居眠りが激しく、どうもただの居眠りと放置できるレベルではないのである。
不眠・過眠を専門にしているクリニックで、この方面の異常を訴える患者が増加している為か3週間に1回程度のローテーションでないと受診予約が取れないほど繁盛している。
2回目の受診でベタナミン50mgを処方された。ネットで調べてみると、「精神活動をよくするお薬です。うつ病や睡眠発作の治療に用います」。つまり、アッパー系のケミカルドラッグであると。
今さらトリップ遊びやシャブセックスをやりたい訳ではないし、鬱だ鬱だと吹聴して歩く趣味もないので特段の感興も起こらない。『ほほう、そういう薬であるか』との理解のもと粛々と服用を開始するだけである。
朝の7時ごろ、朝食後に1錠飲む。頭蓋骨の中で脳の両角がふくれるような感じがし、それが午後2時くらいから不快感に変わる。風邪の時の頭痛とは違うが、まあ頭痛の一種であると言えなくもない。そして、ただでさえ細い食欲がいつもにも増して減退した。動悸も起こる。
嫌な感じに副作用連発でさて肝心の本作用はというと、この一週間、日中に睡眠発作は起こしていないので多分効いているのだろう。効いているんだか効いていないんだか心もとない。

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千夜一夜物語

最近買った本。

バートン版千夜一夜物語 1・2(大塲正史訳、ちくま文庫 各1,400円)
「魔」の世界(那須敏郎、講談社学術文庫 1,050円)
江戸幕末滞在記(E.スエンソン、講談社学術文庫 1,050円)
マリア様がみてる(今野緒雪、集英社コバルト文庫 457円)

同じ文庫版・同じようなページ数でも、ずいぶんと値段が違うものだ。
「コーヒー一杯の値段」とよく言うが、当節の書籍は値上がりしているので文庫や新書の新刊が500円くらいで買えることは滅多にない。その上コーヒー業界はデフレ傾向だから、一杯と一冊の代金の乖離はますます広がっていく。

「千夜一夜物語」は豪華絢爛なエロ話集。と言い切るのは乱暴過ぎるが、美しい女体の形容詞と処女貫通の描写に満ち満ちているのは確か。「アリババと50にんのとうぞく」の牧歌的童話の世界とは全然違う。さすがは天下の奇書バートン版。

「『魔』の世界」は古今東西の魔形怪異の解説書。スフィンクスから河童までいろいろ。
「江戸幕末滞在記」はフランス海軍所属のスウェーデン人による、大政奉還直前の日本滞在記。

本日は梅氏の入院見舞いの予定のところ、自宅外泊許可が出たということで新築の自宅に伺う。かなり元気そうだったので、これはさくっと完治するであろうと安堵。

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読者よ欺かるるなかれ

最近買った本。

輸送船入門(大内建二、光文社NF文庫 762円)
氷川清話(勝海舟、講談社学術文庫 1,000円)
青ひげの花嫁(カーター・ディクスン、ハヤカワ文庫 660円)
読者よ欺かるるなかれ(カーター・ディクスン、ハヤカワ文庫 760円)
仮面劇場の殺人(ディクスン・カー、創元推理文庫 1,000円)
覇者の戦塵1944 インド洋航空戦(谷甲州、中公C★ノベルス 900円)

「氷川清話」は勝海舟の晩年、明治期の各新聞に談話として掲載された回顧談・時事放談をまとめたもの。幕末・明治期の偉人による超特級の一次史料と見なされていたが、近年になって編者の吉本襄による激しいリライト・換骨奪胎が明らかになったという一冊。講談社版は新聞初出時の原文に復元されたもので、その辺の事情についても解説されている。

カーター・ディクスンとディクスン・カーは同一人物。「密室殺人事件のトリックの大家」と評されることが多いが、オカルト趣味と若き男女ペアのロマンとモンティ・パイソン的バカ騒ぎもまた魅力。

覇者の戦塵シリーズの新刊はなんと特務巡洋艦(仮装巡洋艦)の物語。んでもってゲタばき観測機とソードフィッシュの空戦。あまりの地味さ渋さに愚息も昇天。

今日は梅氏と秋葉原。メイド喫茶なるものに初めて行ってみる。風俗くさいチープなものかと想像していたが、案外に雰囲気の作り込みがしっかりしていた。客層はアキバの典型例ばかりだが。
梅氏は入院加療中なのだが週末は外泊許可が出ており、アルコールも多少ならOKとのことでグラスワインをオーダーしていた。それほど大事ないようで安心する。

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